柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
小倉百人一首 003番
(上)あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
(下)ながながし夜を ひとりかも寝む
▼音声
喜撰法師(きせんほうし)
小倉百人一首 008番
(上)わが庵は 都のたつみ しかぞすむ
(下)世をうぢ山と ひとはいふなり
▼音声
河原左大臣(かわらのさだいじん)
小倉百人一首 014番
(上)みちのくの しのぶもぢずり たれ故に
(下)乱れそめにし われならなくに
▼音声
光孝天皇(こうこうてんのう)
小倉百人一首 015番
(上)君がため 春の野に出でて 若菜つむ
(下)わが衣手に 雪は振りつつ
▼音声
菅家(かんけ)
小倉百人一首 024番
(上)このたびは 幣もとりあえず 手向山
(下)紅葉の錦 神のまにまに
▼音声
紀友則(きのとものり)
小倉百人一首 033番
(上)ひさかたの 光のどけき 春の日に
(下)静心なく 花の散るらむ
▼音声
紀貫之(きのつらゆき)
小倉百人一首 035番
(上)人はいさ 心も知らず ふるさとは
(下)花ぞ昔の 香ににほひける
▼音声
清原深養父(きよはらのふかやぶ)
小倉百人一首 036番
(上)夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
(下)雲のいずこに 月やどるらむ
▼音声
清原元輔(きよはらのもとすけ)
小倉百人一首 042番
(上)契りきな かたみに袖を しぼりつつ
(下)末の松山 波越さじとは
▼音声