謙徳公(けんとくこう)
小倉百人一首 045番
(上)あわれとも いふべき人は 思ほえで
(下)身のいたづらに なりぬべきかな
▼音声
儀同三司母(ぎどうさんしのはは)
小倉百人一首 054番
(上)忘れじの 行く末までは かたければ
(下)今日かぎりの 命ともがな
▼音声
小式部内侍(こしきぶのないし)
小倉百人一首 060番
(上)大江山 いく野の道の 遠ければ
(下)まだふみも見ず 天の橋立
▼音声
権中納言定頼(ごんちゅうなごんさだより)
小倉百人一首 064番
(上)朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
(下)あらはれわたる 瀬々の網代木
▼音声
権中納言匡房(ごんちゅうなごんまさふさ)
小倉百人一首 073番
(上)高砂の をのへの桜 咲きにけり
(下)外山のかすみ 立たずもあらなむ
▼音声
後徳大寺左大臣(ごとくだいじさだいじん)
小倉百人一首 081番
(上)ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば
(下)ただありあけの 月ぞ残れる
▼音声
皇太后宮大夫俊成(こうたいごうぐうのだいぶしゅんぜい)
小倉百人一首 083番
(上)世の中よ 道こそなけれ 思ひける
(下)山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
▼音声
皇嘉門院別当(こうかもんいんのべっとう)
小倉百人一首 088番
(上)難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ
(下)みをつくしてや 恋ひわたるべき
▼音声
後京極摂政前太政大臣(ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじん)
小倉百人一首 091番
(上)きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに
(下)衣かたしき ひとりかも寝む
▼音声