ホーム > 91番~100番, か行の作者 > 鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)


鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)

鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)の画像

小倉百人一首 093番

(上)
世の中は つねにもがもな 渚こぐ

(下)
あまの小舟の 綱手かなしも

▼音声

読み
よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ
あまのおぶねの つなでかなしも


現代語訳

世の中は常に変わらないものであって欲しいと願います。
渚を漕いでいく漁師が、小船に網をつけて引く様子のような、のどかな景色のように。

解釈

漁師の生活する姿を見て、世の中の移り変わりを重んじる歌


作者とプロフィール

名前:鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)
性別:男性
生没年:1192~1219年
鎌倉幕府3代将軍で、名前は源常朝といい、急死した兄の後を継ぐ形で、弱冠12歳で将軍になります。
鎌倉に住みながらも京都に憧れを抱いており、蹴鞠や和歌を好む、風流を重んじる人物でした。

雑学・豆知識

この歌は、元歌を改良してよりよい歌にするという、「本歌取り」です。


Amazon、楽天で百人一首商品をチェック

amazonで見る 楽天で見る

 

百人一首ピックアップ

安部仲麿(あべのなかまろ)

(上)天の原 ふりさけ見れば 春日なる

(下)三笠の山に 出でし月かも

鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)

(上)
世の中は つねにもがもな 渚こぐ

(下)
あまの小舟の 綱手かなしも

蝉丸(せみまる)

(上)
これやこの 行くも帰るも わかれては

(下)
しるもしらぬも 逢坂の関

待賢門院堀川(たいけんもんいんのほりかわ)

(上)
長からむ 心も知らず 黒髪の

(下)
乱れてけさは 物をこそ思へ

赤染衛門(あかぞめえもん)

(上)
やすらはで 寝なましものを さ夜更けて

(下)
かたぶくまでの 月を見しかな

儀同三司母(ぎどうさんしのはは)

(上)
忘れじの 行く末までは かたければ

(下)
今日かぎりの 命ともがな