ホーム > 61番~70番, さ行の作者 > 三条院(さんじょうのいん)


三条院(さんじょうのいん)

三条院(さんじょうのいん)の画像

小倉百人一首 068番

(上)
心にも あらでうき世に ながらへば

(下)
恋しかるべき 夜半の月かな

▼音声

読み
こころにも あらでうきよに ながらえば
こいしかるべき よわのつきかな


現代語訳

不本意にも、この世の中で生きながらえることができたとしたならば、その時はこの美しい月を恋しく思うのだろうか?

解釈

不遇な現実も、過去となれば懐かしむ事が出来るであろうかという、嘆きの歌


作者とプロフィール

名前:三条院(さんじょうのいん)
性別:男性
生没年:976~1017年
第67代天皇で、36歳で天皇位につきますが、目の病気に悩まされたのと、藤原道長の策略により、後一条天皇に譲位させられました。

雑学・豆知識

天皇の位を譲る決心をした時に詠んだ歌だといわれています。
折りしも、失明する前に見た月なので、一層心に焼きつく光景だったようです。


Amazon、楽天で百人一首商品をチェック

amazonで見る 楽天で見る

 

百人一首ピックアップ

祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい)

(上)
音にきく たかしの浜の あだ波は

(下)
かけじや袖の ぬれもこそすれ

春道列樹(はるみちのつらき)

(上)
山川に 風のかけたる しがらみは

(下)
流れもあへぬ 紅葉なりけり

西行法師(さいぎょうほうし)

(上)
嘆けとて 月やは物を 思はする

(下)
かこち顔なる わが涙かな

道因法師(どういんほうし)

(上)
思ひわび さてもいのちは あるものを

(下)
憂きにたへぬは 涙なりけり

源宗于朝臣(みなもとのむねゆきのあそん)

(上)
山里は 冬ぞさびしさ まさりける

(下)
人目も草も かれぬと思へば

中納言家持(ちゅうなごんやかもち)

(上)かささぎの わたせる橋に おく霜の

(下)しろきを見れば 夜ぞふけにける