安部仲麿(あべのなかまろ)
小倉百人一首 007番
(上)天の原 ふりさけ見れば 春日なる
(下)三笠の山に 出でし月かも
▼音声
小野小町(おののこまち)
小倉百人一首 009番
(上)花の色は 移りにけりな いたづらに
(下)わが身世にふる ながめせし間に
▼音声
在原業平朝臣(ありわらのなりひらのあそん)
小倉百人一首 017番
(上)ちはやぶる 神代もきかず 竜田川
(下)からくれなゐに 水くくるとは
▼音声
伊勢(いせ)
小倉百人一首 019番
(上)難波潟 みじかき芦の ふしの間も
(下)逢はでこの世を すぐしてよとや
▼音声
大江千里(おおえのちさと)
小倉百人一首 023番
(上)月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ
(下)わが身一つの 秋にはあらねど
▼音声
凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
小倉百人一首 029番
(上)心あてに 折らばや折らむ 初霜の
(下)置きまどわせる 白菊の花
▼音声
右近(うこん)
小倉百人一首 038番
(上)忘れらるる 身をば思わず 誓いてし
(下)人の命の 惜しくもあるかな
▼音声
恵慶法師(えぎょうほうし)
小倉百人一首 047番
(上)八重葎 しげれる宿の さびしきに
(下)人こそ見えね 秋は来にけり
▼音声
大中臣能宣朝臣(おおなかとみのよしのぶ)
小倉百人一首 049番
(上)みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃えて
(下)昼は消えつつ ものをこそ思へ
▼音声