伊勢大輔(いせのたいふ)
小倉百人一首 061番
(上)いにしへの 奈良の都の 八重桜
(下)けふ九重に にほひぬるかな
▼音声
清少納言(せいしょうなごん)
小倉百人一首 062番
(上)夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも
(下)よに逢坂の 関はゆるさじ
▼音声
左京大夫道雅(さきょうだいぶみちまさ)
小倉百人一首 063番
(上)今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを
(下)人づてならで 言ふよしもがな
▼音声
権中納言定頼(ごんちゅうなごんさだより)
小倉百人一首 064番
(上)朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
(下)あらはれわたる 瀬々の網代木
▼音声
相模(さがみ)
小倉百人一首 065番
(上)恨みわび ほさぬ袖だに あるものを
(下)恋にくちなむ 名こそ惜しけれ
▼音声
前大僧正行尊(さきのだいそうじょうぎょうそん)
小倉百人一首 066番
(上)もろともに あはれと思へ 山桜
(下)花よりほかに 知る人もなし
▼音声
周防内侍(すおうのないし)
小倉百人一首 067番
(上)春の夜の 夢ばかりなる 手枕に
(下)かひなく立たむ 名こそ惜しけれ
▼音声
三条院(さんじょうのいん)
小倉百人一首 068番
(上)心にも あらでうき世に ながらへば
(下)恋しかるべき 夜半の月かな
▼音声