坂上是則（さかのうえのこれのり）
小倉百人一首 031番
（上）朝ぼらけ 有明の月と みるまでに
（下）吉野の里に ふれる白雪
▼音声
春道列樹（はるみちのつらき）
小倉百人一首 032番
（上）山川に 風のかけたる しがらみは
（下）流れもあへぬ 紅葉なりけり
▼音声
紀友則（きのとものり）
小倉百人一首 033番
（上）ひさかたの 光のどけき 春の日に
（下）静心なく 花の散るらむ
▼音声
藤原興風（ふじわらのおきかぜ）
小倉百人一首 034番
（上）誰をかも 知る人にせむ 高砂の
（下）松も昔の 友ならなくに
▼音声
紀貫之（きのつらゆき）
小倉百人一首 035番
（上）人はいさ 心も知らず ふるさとは
（下）花ぞ昔の 香ににほひける
▼音声
清原深養父（きよはらのふかやぶ）
小倉百人一首 036番
（上）夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
（下）雲のいずこに 月やどるらむ
▼音声
文屋朝康（ふんやのあさやす）
小倉百人一首 037番
（上）白露に 風の吹きしく 秋の野は
（下）つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
▼音声
右近（うこん）
小倉百人一首 038番
（上）忘れらるる 身をば思わず 誓いてし
（下）人の命の 惜しくもあるかな
▼音声
