素性法師(そせいほうし)
小倉百人一首 021番
(上)いま来むと 言ひしばかりに 長月の
(下)有明の月を 待ちいでつるかな
▼音声
文屋康秀(ふんやのやすひで)
小倉百人一首 022番
(上)吹くからに 秋の草木の しをるれば
(下)むべ山風を 嵐といふらむ
▼音声
大江千里(おおえのちさと)
小倉百人一首 023番
(上)月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ
(下)わが身一つの 秋にはあらねど
▼音声
菅家(かんけ)
小倉百人一首 024番
(上)このたびは 幣もとりあえず 手向山
(下)紅葉の錦 神のまにまに
▼音声
三条右大臣(さんじょうのうだいじん)
小倉百人一首 025番
(上)名にし負はば 逢坂山の さねかづら
(下)人に知られで くるよしもがな
▼音声
貞信公(ていしんこう)
小倉百人一首 026番
(上)小倉山 峰のもみぢ葉 こころあらば
(下)今ひとたびの みゆき待たなむ
▼音声
中納言兼輔(ちゅうなごんかねすけ)
小倉百人一首 027番
(上)みかの原 わきて流るる いづみ川
(下)いつみきとてか 恋しかるらむ
▼音声
源宗于朝臣(みなもとのむねゆきのあそん)
小倉百人一首 028番
(上)山里は 冬ぞさびしさ まさりける
(下)人目も草も かれぬと思へば
▼音声