天智天皇(てんじてんのう)
小倉百人一首 001番
(上)秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
(下)わが衣手は 露にぬれつつ
▼音声
持統天皇(じとうてんのう)
小倉百人一首 002番
(上)春すぎて 夏来にけらし 白たへの
(下)衣ほすてふ 天のかぐ山
▼音声
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
小倉百人一首 003番
(上)あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
(下)ながながし夜を ひとりかも寝む
▼音声
山部赤人(やまべのあかひと)
小倉百人一首 004番
(上)田子の浦に うち出でてみれば 白妙の
(下)富士の高嶺に 雪は降りつつ
▼音声
猿丸大夫(さるまるたゆう)
小倉百人一首 005番
(上)奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
(下)声きくときぞ 秋はかなしき
▼音声
中納言家持(ちゅうなごんやかもち)
小倉百人一首 006番
(上)かささぎの わたせる橋に おく霜の
(下)しろきを見れば 夜ぞふけにける
▼音声
安部仲麿(あべのなかまろ)
小倉百人一首 007番
(上)天の原 ふりさけ見れば 春日なる
(下)三笠の山に 出でし月かも
▼音声
喜撰法師(きせんほうし)
小倉百人一首 008番
(上)わが庵は 都のたつみ しかぞすむ
(下)世をうぢ山と ひとはいふなり
▼音声