ホーム > 51番~60番, ま行の作者 > 紫式部(むらさきしきぶ)


紫式部(むらさきしきぶ)

紫式部(むらさきしきぶ)の画像

小倉百人一首 057番

(上)
めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに

(下)
雲がくれにし 夜半の月かな

▼音声

読み
めぐりあいて みしやそれとも わかぬまに
くもがくれにし よわのつきかな


現代語訳

久々に逢って、その人かどうか判断がつかないうちに、雲隠れした月のように貴方は姿を隠して帰ってしまいました。

解釈

慌しく帰ってしまった友達への名残惜しさを詠う歌


作者とプロフィール

名前:紫式部(むらさきしきぶ)
性別:女性
生没年:970~1014年
学者兼詩人の藤原為時の子で、誰もが知っている有名な「源氏物語」の作者です。

雑学・豆知識

幼馴染とせっかく久しぶりに会ったのに、月を追うように帰ってしまったのを惜しんで詠われた歌です。
恋愛の歌が多い百人一首の中では珍しい、友人を想った歌です。


Amazon、楽天で百人一首商品をチェック

amazonで見る 楽天で見る

 

百人一首ピックアップ

凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)

(上)
心あてに 折らばや折らむ 初霜の

(下)
置きまどわせる 白菊の花

柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)

(上)
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の

(下)
ながながし夜を ひとりかも寝む

喜撰法師(きせんほうし)

(上)
わが庵は 都のたつみ しかぞすむ

(下)
世をうぢ山と ひとはいふなり

春道列樹(はるみちのつらき)

(上)
山川に 風のかけたる しがらみは

(下)
流れもあへぬ 紅葉なりけり

従二位家隆(じゅにいいえたか)

(上)
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは

(下)
みそぎぞ夏の しるしなりける

前大僧正慈円(さきのだいそうじょうじえん)

(上)
おほけなく うき世の民に おほふかな

(下)
わが立つ杣に すみぞめの袖