ホーム > 51番~60番, は行の作者 > 藤原実方朝臣(ふじわらのさねかたのあそん)


藤原実方朝臣(ふじわらのさねかたのあそん)

藤原実方朝臣(ふじわらのさねかたのあそん)の画像

小倉百人一首 051番

(上)
かくとだに えやはいぶきの さしも草

(下)
さしも知らじな 燃ゆる思ひを

▼音声

読み
かくどたに えやはいぶきの さしもぐさ
さしもしらじな もゆるおもいを


現代語訳

こんなに私が恋い慕っているという事を貴方に伝えたいのですが、とても言えません。
伊吹山のもぐさを焼いたように燻っている私の心を、貴方は少しも知らないのでしょうね。

解釈

胸にしまっている切ない恋心を伝える歌


作者とプロフィール

作者:藤原実方朝臣(ふじわらのさねかたのあそん)
性別:男性
生没年:?~998年
藤原定時の子で、藤原定時の弟の養子になりました。
若い頃は出世頭でしたが、藤原行成との口論が原因で、田舎に左遷させられてしまいました。

雑学・豆知識

「いぶ」とは、現代の滋賀・岐阜の県境にある伊吹山だといわれています。


Amazon、楽天で百人一首商品をチェック

amazonで見る 楽天で見る

 

百人一首ピックアップ

藤原道信朝臣(ふじわらのみちのぶあそん)

(上)
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら

(下)
なほうらめしき 朝ぼらけかな

法性寺入道前関白太政大臣
(ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだいじょうだいじん)

(上)
わたの原 こぎ出でてみれば 久方の

(下)
雲ゐにまがふ 沖つ白波

伊勢大輔(いせのたいふ)

(上)
いにしへの 奈良の都の 八重桜

(下)
けふ九重に にほひぬるかな

中納言家持(ちゅうなごんやかもち)

(上)かささぎの わたせる橋に おく霜の

(下)しろきを見れば 夜ぞふけにける

菅家(かんけ)

(上)
このたびは 幣もとりあえず 手向山

(下)
紅葉の錦 神のまにまに

清少納言(せいしょうなごん)

(上)
夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも

(下)
よに逢坂の 関はゆるさじ